マザーボードにCPUクーラーを取り付けしていく

マザーボードにCPUクーラー(ファン)の取り付けを行う

CPUというのは非常に発熱をするパーツです。一定以上の温度になると正常に動作しなくなってしまう傾向があります。そこで必要になるのがCPUクーラーです。ヒートシンクにCPUの熱を逃がしてファンで拡散してCPUの熱を安定的に冷却するといった仕組みになっています。

 

取り付けの際はCPUとクーラーを密着させるのが重要になります。このCPUクーラーの取り付けは正しく装着できたかどうかの判断が初心者だとわかりずらいのが難点になっています。基本的にはピン位置、向き、先端の取り付け穴がしっかりと通っていれば問題はありません。

 

自分で綺麗に設置できたと感じても作業が終わったらマザーボードを裏返しにして目視でピンがしっかりと止まっているかの確認をすることが大切です。

 

作業手順としてはCPUが梱包されている箱から取り出して開封をします。向きやピンの取り付け位置の確認が終われば上からはめ込むだけ。この時に対角線上に押し込むと負荷が少なく綺麗にしっかりと取り付け穴にピンを押し込むことができます。

 

ちなみにCPU付属クーラーを使う場合はピンに矢印が書いてあるケースがあります。これはピンを外す時の手順なので注意をしておきましょう。矢印がヒートシンクの方を向いているとロックが外れ、ピンが抜けるようになります。ロックが外れた状態でピンを押し込んでも軽い力で抜けてしまいます。取り付け前に必ず矢印の反対方向に回しておくのが基本です。

 

固定用のピンは必ず最後まで奥に差し込むことが大事。きちんとピンが留まっている場合はピンの黒い部分が白い部品とほぼ同じ高さになります。